ごあいさつ

第14回日本在宅薬学会学術大会開催にあたって

大会長 佐々木 均
謹啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より本学会の活動について格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
さて、第 14 回日本在宅薬学会学術大会を 2021年 7月17日(土)から24日(土)までの8 日間、石川県立音楽堂(17日、18日のみ)での実地開催とWEBを用いた遠隔開催のハイブリッド形式で開催いたします。
地域包括ケアシステムの完成を4年後に控え、医療の現場は医療機関から在宅・介護施設へと移行するとともに、医療職種のみならず、介護や福祉、行政を含めた多彩なメンバーとの連携が求められるようになってきました。また、2020年秋には、服用後のフォローアップと医師等へのフィードバックを薬剤師の業務であることを明記した改正医薬品医療機器等法が施行され、立地から機能、対物から対人、バラバラから一つというキーワードで定義された「患者のための薬局ビジョン」も、いよいよ具現化に向けて動き出そうとする機運が高まっています。
加えて、2020年2月頃からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大もあり、オンラインや遠隔など、従来にはなかった医療の形も一般化しつつあります。
お薬をお渡しするまでではなく、服用後までフォローするということは、まさに患者さんに寄りそうと言うことになります。また、患者と薬剤師の距離が離れる在宅の現場では、時間と空間のギャップを乗り越えさせてくれるデジタルの活用は欠かせません。さらに、ポリファーマシーの解決には、薬剤師の持つ薬学的専門性をいかに活用するのかがポイントになってきました。
そこで、今回の学術大会では、「患者によりそう『在宅薬学』〜デジタル時代だからこそ活きる薬剤師の力〜」をメインテーマとし、多数の講演やシンポジウムなどを企画しております。
新型コロナウイルス感染症の感染状況がどのようになるのか予断を許さない状況ではありますが、リアルとバーチャルを組み合わせた新時代の学術大会を実現したいと考え、実行委員一同が知恵を絞り、力を合わせて実りある大会を目指しております。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
                                   謹言
2021年2月吉日
第14回日本在宅薬学会学術大会
大会長 崔 吉道 (金沢大学附属病院 教授・薬剤部長・病院長補佐)

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